職員処遇の取り組み
当法人は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障がい者総合支援法)に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準(障がい福祉サービス等報酬)に定める「福祉・介護職員処遇改善加算(Ⅰ)」を取得し、職員の賃金、福利厚生、資質の向上に努めています。
また、2019年10月報酬改定により追加された「勤続10年以上の介護福祉士等の賃金向上を目的とした福祉・介護職員等特定処遇改善加算」や2022年10月に追加された「毎月の給料アップを目的としたベースアップ等加算」についても取得し、職員賃金向上に取り組んでおります。
具体的な取り組みは次のとおりです。
○賃金改善
・給与規程見直しによる基本給の増額改定(平成30年度実施)
・ベースアップ等加算による月額手当の創設(令和4年度)
最高月額8,800円(勤務する事業所や1週間の勤務時間により変動)
・処遇改善一時金手当支給:3月(勤務する事業所や当該年度の勤務実績期間及び1週間の勤務時間により変動)
令和3年度実績(➀+➁) 最高約51万円支給(年度勤務期間12ヶ月、1週40時間勤務した場合)
内訳 ➀ 福祉・介護職員処遇改善加算(Ⅰ)分 ・・・ 最高約35万円
➁ 特定処遇改善加算分(職員によってA、B、Cに分類)
A 10年以上の勤務実績があり福祉系国家資格を持つ直接処遇職員
・・・ 最高約16万円
B Aに該当しないその他の直接処遇職員
・・・ 最高約8万円
C その他の職種の職員
・・・ 最高約4万円
○キャリアパス
・職員一人ひとりと個別に面談し、半期ごとに職員各自の目標を設定し、資質向上に取り組んでいます。
・福祉に関わる国家資格取得のため、教材購入費・受験資格取得に係る費用等の補助、試験日等の勤務調整を行います。
・経験年数及び人事考課による昇給制度
○職場環境等
・専門性の高い研修の受講支援
・分煙スペースの整備
・事業所内保育所の設置
・非正規職員から正規職員への転換
・職員の増員による業務負担の軽減